この度、法務研究科では、ドイツよりツィンマーマン(Reinhard Zimmermann)教授をお招きし、下記のとおり、講演会を開催します。ツィンマーマン教授は、現在、マックスプランク外国私法・国際私法研究所の所長・教授であり、ドイツ民法(債務法)の改正やヨーロッパ契約法原則の作成に大きな貢献をして来られました。
今回の講演会では、このようなご経験を踏まえて、契約法の改革についてお話しいただきます。具体的には、義務違反(債務不履行)に対する救済制度、瑕疵担保責任、消滅時効、消費者契約などについて言及される予定です。
わが国においても、近年、民法(債権法)の改正論議が本格化してきましたが、そのような中で、私たちは、今回のご講演から大変貴重な示唆を得られることが期待されます。
近い将来、法の担い手となる法務研究科在学生の皆さんにも、奮ってご参加ください。
演題:「契約法の改革--ドイツでの経験から」
議論はドイツ語(通訳 龍谷大学教授 中田邦博氏)
日時:2008年10月28日(火) 15:30~(18時頃までの予定)
場所:慶應義塾大学三田キャンパス 南館10階 D2101室
(※参加希望者の人数によっては、教室が変更されることもありますので、掲示等にご注意ください。)
以上
お問い合わせ先:法務研究科(法科大学院)教授 鹿野菜穂子