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入試情報

2022年度入学者向け入試(2021年度実施)における変更点について

2021.02.24

 慶應義塾大学大学院法務研究科(法科大学院)では、2022 年度入学者向け入試(2021 年度実施)において、2021 年度入学者向け入試(2020 年度実施)からの、次のような変更を予定しています。

 なお、今後、変更事項が追加されることがあります。その際は、当法科大学院のウェブサイト「入試情報」

https://www.ls.keio.ac.jp/nyushiinfo/でお知らせします。

 選抜の日程や方法が確定した段階で、同じくウェブサイト「入学者選考:入学試験要項および出願書類」

https://www.ls.keio.ac.jp/nyushi/application.htmlで、本年度内を目処に入学試験要項を公表しますので、詳細についてはそちらをご参照ください。


〇 法学既修者コース特別選抜の新設

 大学学部の法曹コースの修了を予定する3年次学生(早期卒業予定者及びいわゆる飛び級による出願資格を有する者〔後者については、出願前の資格審査を行います〕)を対象として、法学既修者コースに、従来の 6 科目入試に加え、次の2種類の特別選抜を新設します。

 なお,特別選抜に合格した早期卒業予定者が、事故や病気等のやむを得ない事情により早期卒業をすることができなかった場合においても、一定の条件を満たすときは、入学を認めることがあります(詳細については入学試験要項をご参照ください。該当者は速やかに学生部学事グループ法務研究科担当までご連絡ください)。


1.特別選抜①(5 年一貫型)(募集人員:45 名)

 当法科大学院と法曹養成連携協定を締結している大学学部の法曹コースの修了を予定する 3 年次学生を対象とする選抜です。

 志願者報告書、法曹コース開設科目の成績、3 年次春学期の法曹コース必修科目授業担当者の所見などを資料として、書面のみによる選抜を行います。出願手続期間は 6 月初旬、合格発表は 7 月初旬(法学既修者コースの特別選抜②及び 6 科目入試並びに法学未修者コースの出願期間終了前)を、それぞれ予定しています。特別選抜①の志願者は、法学既修者コースの特別選抜②及び 6 科目入試並びに法学未修者コースを併願することができます。

 選抜に際しては、既修者認定のための法律専門科目の筆記試験は行いません。そのため、各科目については次のように扱うこととします。

 憲法、民法及び刑法の各科目については、当法務研究科と法曹養成教育上の連携関係にある各大学学部の法曹コースに開講される関連科目の成績を、既修者認定の資料として用います。

 また、商法、民事訴訟法、刑事訴訟法の各科目については、学部 3 年次の秋学期にかけて開講されることが多いため、選抜の段階では評価の対象とすることができないことから、既修者認定は 3 年次終了(法曹コース修了)の段階で行い、その資料とし て、当法科大学院と連携関係にある各大学学部の法曹コース 3 年次に開講される上記 3 科目の成績を用います。一定水準に達していない科目については、入学後に法科大学院 1 年次科目を履修するものとします。


 上記募集人員には、大都市圏以外の地域に所在する大学の学部法曹養成教育との連携を図るための地方枠 4 名を含みます。

 当法科大学院と法曹養成連携協定を締結している大学学部及び同協定の内容については、文部科学省ウェブサイト「文部科学大臣認定を受けた法曹養成連携協定一覧」

https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/houka/1422481_00007.htmをご確認ください。


2.特別選抜②(開放型)(募集人員:45 名)

 大学学部の法曹コースの修了を予定する 3 年次学生を対象とする選抜です。志願者の在籍している大学学部が、当法科大学院と法曹養成連携協定を締結しているか否かを問いません。

 志願者報告書、法曹コースの開設科目の成績などに加え、法律専門科目(憲法、民法及び刑法)の筆記試験の結果を資料として、選抜を行います。

 ただし、上記特別選抜①と同様に、商法、民事訴訟法、刑事訴訟法の各科目は、学部 3 年次の秋学期にかけて開講されることが多いため、選抜の段階では評価の対象と することができないことから、既修者認定のため、入学前(3 月上旬を予定)に上記 3 科目の既修者認定試験を実施します。この試験において一定の水準に達しなかった科目については、入学後に法科大学院 1 年次科目を履修するものとします。


 この特別選抜②の法律専門科目(憲法、民法及び刑法)の筆記試験は、従来の「法学既修者コース(6科目入試)」と同一の日時(出願手続期間は 7 月初旬、筆記試験は 9 月初旬、合格発表は 9 月中旬をそれぞれ予定)に、同一の問題を用いて実施します。当法科大学院と法曹養成連携協定を締結していない大学学部に在籍する特別選抜②の 志願者は、法学既修者コースの 6 科目入試及び法学未修者コースを併願することができます。


〇 法学既修者コース(学部3年生4科目入試)の廃止

 上記特別選抜①②の新設に伴い、法学既修者コースの学部3年生4科目入試を廃止します。法曹コースを修了することなく、早期卒業又は飛び級によって大学を終了することを予定している 3 年次学生は、法学既修者コースの 6 科目入試又は法学未修者コースのみに出願することができます。


〇 法学既修者コース(6 科目入試)の募集人員の変更

 上記の特別選抜①②の新設及び法学既修者コース(学部 3 年生 4 科目入試)の廃止に伴い、募集人員が 80 名となります。


※法学未修者コース(募集人員:50 名)については、変更を予定していません。本コースの志願者は、法学既修者コースの特別選抜①②及び 6 科目入試を併願することができます。

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