慶應義塾大学大学院法務研究科(法科大学院)は、開設後の法科大学院をめぐる状況の変化に対応しつつ、法科大学院制度および塾法科大学院の理念に立ち戻り、多様な人材を法曹として養成するという所期の目的を達成するために、2014(平成26)年度の入学試験について、以下の変更を行います。
なお、変更点の詳細については、2014(平成26)年度入学試験要項でご確認ください。
1. 法学未修者コース(3年)と法学既修者コース(2年)の試験日を別の日程で実施します。
2014年度入学試験は、法学未修者コースを2013年9月1日(日)、法学既修者コースを2013年8月31日(土)に試験日を分けて実施する予定です。これにより両コースの併願が可能になります。
併願をすることによる有利不利はありません。
また、法学既修者コースにおいても、学部3年の学業成績優秀者を対象とした、いわゆる「飛び級」の出願が可能になります。
2. 外国語能力証明書の提出を必須としません。
2014年度入学試験から、外国語能力証明書の提出は必須とせず、「その他の書類」としての提出とします。ただし、2013年度入学試験までの外国語 換算表におけるAランクの成績については、志願者報告書において別途評価します。
3.志願者報告書において、つぎのような特色ある人材を特に評価します。
- 優れた外国語能力を有し(2013年度入学試験までの外国語換算表におけるAランクの成績を修めた者)、将来は、グローバルに活躍する法曹を目指している者
- 理科系の学部・大学院を卒業・修了した者(見込み者も含む。)で、将来、その知識を活かして、学際的・先端的な法分野で活躍する法曹を目指している者
- 成績優秀者として在学期間を短縮して学部を早期に卒業する見込み者または中途退学(飛び級)の見込み者で、当該学部において、特定の外国語や国際的な教養、人文科学・社会科学の特定の分野について、インテンシブな教育を受け、特筆すべき素養を有する者
- 特定の分野で豊富な社会人経験を有し、将来、その経験を活かして、特定の法律分野に秀でたスペシャリストとしての法曹を目指す者
4.各科目の配点を一部見直します。