篠原勝美法務研究科教授が2014年春の瑞宝重光章を受章
篠原教授は、東京大学法学部をご卒業後、1970年以来、長年に亘り、民事裁判官として第一線で活躍され、2005年からは知的財産高等裁判所長、2007年からは福岡高等裁判所長官を歴任されました。慶應義塾大学大学院法務研究科では2010年のご着任以来、客員教授として、民事実務基礎、要件事実論、民事法総合Ⅰなどの必修科目、知的財産法Ⅰ、テーマ演習などの展開・先端科目をご担当され、後進の育成にご尽力されてきました。今回の瑞宝重光章の受章は、裁判官としてのご功労が認められたものですが、法務研究科にとりましても大変栄誉なことであり、また教授から直接お教えを授かった修了生や在学生にとりましては、これから法曹として活躍する上で何よりの励みとなるものと思われます。おめでとうございました。
(瑞宝重光章とは)公共的な職務の複雑度、困難度、責任の程度などを評価し、特に重要と認められる職務をはたし、成績をあげた人に対して授与される日本の勲章の一つです。