池田眞朗法務研究科・法学部教授が2012年秋の紫綬褒章を受章
法務研究科・ 法学部の池田眞朗 教授が2012年の秋の紫綬褒章を受章されました。池田教授は民法分野において、 制度沿革を重視する基礎研究と現代金融取引実務の要請との調和を図り、我が国の民法解釈学と 金融取引法学の発展に大きく寄与されました。主著は『債権譲渡の研究第1巻~第4巻』(弘文堂)であり、 これまでに慶應義塾賞(1993年)、全国銀行学術研究振興財団賞(2002年)、慶應義塾福澤賞(2010年)などを 受賞されています。また、日本学術会議会員、法務省司法試験考査委員、法制審議会部会委員、 外務省国連国際商取引法委員会日本代表、日本私法学会理事、金融法学会理事などの要職を歴任し、 多方面で活躍されていますが、今回は我が国における民法学の研究における上記のような顕著な功績が認められたものです。 おめでとうございました。
(紫綬褒章とは) 紫綬褒章は、科学技術分野における発明・発見や、学術及びスポーツ・芸術分野で顕著な功績を あげた人に国から贈られる、栄典の記章です。今回の紫綬褒章受章者は、29人でした。